なぜ、塩分をとりすぎると血圧が高くなるの?

2021/02/25
食塩摂取の目標量と現状

人は塩分をとりすぎると血液中のナトリウムの濃度が高くなります。

そのため喉が乾き、水をたくさん飲みます。

すると、水分をとると血管に流れる血液量が増えるため血圧が上がります。

ただ、その状態のままでは危険なため、腎臓の働きによって尿として水と塩分を体の外に排出しようとします。

ただ、腎臓が処理できないほど塩分をとってしまうと、血圧を下げることができずに、高血圧の状態が続いてしまうのです。

厚生労働省が発表した「日本人の食事摂取基準」によれば、1日の塩分摂取量を成人男性で8g、成人女性で7gという目標量です。

ですが、それに対して、1日の平均食塩摂取量は成人男性で10.8g、成人女性で9.2gと、食塩をとりすぎているのが現状です。

 

高血圧はこんなに危険!

高血圧の状態が続くと、血液の圧力に耐えるために血管の壁が厚く、硬くなっていきます。

これが高血圧による動脈硬化です。

動脈硬化は脳梗塞や心筋梗塞などの原因になります。

また、高血圧状態を続けることは、心臓に無理な負担をかけることになるので、心臓肥大が起こり心不全になることもあります。

また最近では、若い頃から高血圧の傾向にある人は認知症のリスクを高めることも分かってきました。

加齢によって血管が細くなることでも高血圧になりがちですので、高齢者の方は特に塩分のとりすぎに注意が必要になってきます。

高血圧が進行すると

 

減塩の近道は調味料を見直すこと

食卓にかかせない「調味料」。

どのくらいの塩分が入っているかご存知でしょうか?

調味料でも塩分が多い「醤油」の場合、なんと大さじ1杯あたり2.6gもの塩分が含まれています。

1日の塩分摂取量は8g未満が望ましいといわれていますが、塩分の多い「醤油」「味噌」や「ソース」などの調味料を普段通りに使っていると、すぐにオーバーしてしまう数字です。

もし、濃い味付けが好きな人ですと、1日の塩分摂取量は簡単に10gを超えてしまいます。

ですが、慣れ親しんだ味付け具合を薄口に変えるのも寂しいものです。

そこで、手軽に減塩するための手段としてオススメなのが「減塩調味料」です。

同じ量を使っても減塩調味料なら塩分は約半分になります。

これならガマンせず、無理なく塩分をカットすることができます。

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